テスリフトノーズは特殊な形状のスレッドを用いて行う鼻のリフトアップ治療です。
人体と100%の生体適合性を持つPDO（ポリジオキサノン）素材という吸収性素材のスレッドを鼻の皮下組織に挿入する事で、鼻筋を高くする、鼻先の向きを変える、鼻先を小さくするなど鼻先や鼻筋を整えることが出来ます。
使用するのはバーブ（棘）と3Dメッシュで構成されている特殊なスレッドです。挿入されたスレッドは棘によりしっかりと皮下組織で固定され、周辺組織がメッシュに入り込むことにより、スレッドの定着を促します。
鼻筋を真っすぐ通す場合は、鼻先から鼻背にかけてスレッドを挿入します。鼻先を上げる場合は、鼻先から鼻柱にかけてスレッドを挿入します。

• 鼻筋に入れるテスリフトノーズはGメッシュ治療と似ていますが、糸にコグ（棘）がついている分、鼻筋に入れたあと体内で潰れにくく、Gメッシュよりは少ない本数で鼻筋がしっかり出る印象です。
• 鼻柱部に入れて鼻先を高くすることができます。こちらはGコグノーズという治療を当院でもおこなっていましたが、テスリフトノーズの方が鼻先から糸が出てくる可能性が少なく、より安全に行えます。
• Gメッシュ同様、3Dメッシュがあり、その中にご自身の繊維が入り込みやがて自己組織に置き換わっていきます。そのため、糸が溶けた後も、長く形を維持すると言われています。
• Gメッシュの素材はPCL（吸収期間2年程）、テスリフトノーズの素材はPDO（吸収期間1年程）です。PCLより、PDOの方がコラーゲン生成と組織再生能力が高いとされています。
  ですので、糸の効果をできるだけ長期に出したい方はGメッシュ、糸の効果は短いが、コラーゲン生成をしっかり行いたい方はテスリフトノーズがいいかなと考えています。