症例について
30代女性。主訴は目の下のクマ。
目の下の脂肪の膨らみが大きく、その下のくぼみと皮膚のたるみがありました。
また皮膚が薄く、青クマ(赤クマ)が透けて見えています。
脱脂と脂肪注入を行っています。(症例写真へのご協力、誠にありがとうございます。)
症例写真
治療前→治療1年10ヶ月後
脂肪の膨らみと、その下の凹みはかなり改善し、治療後1年10ヶ月経過しましたが、一回の脂肪注入で良い状態がキープされています。
青クマ(赤クマ)に関しては、まだ透けて見えますが、やや改善しています。
治療概要、合併症について
治療概要
- 治療内容
- 下眼瞼の脂肪除去(脱脂)、脂肪注入
- 費用概算
- 脂肪注入および下眼瞼脱脂(脂肪除去)を参照ください。
(脂肪注入はモニターさんを募集しています。モニター料金はお問合せください。) - 患者様属性(治療時)
- 30代 女性
- 皮下出血(時々出現します。)
- むくみ(翌日にかけ、やや目元が浮腫みます。)
- 腫脹(必ず出現します。飲酒や激しい運動はしばらく控えてください。抑えるために可能であればテープを貼ります。)
- 感染(ありません。)
- 脂肪の吸収(個人差はありますが、吸収されにくいよう脂肪をきちんと分離し、やや多めに注入しています。)
- 脂肪のしこり(MAFTガンという微細注入器を使用しているので経験ありません。)
- 塞栓症(ありません。)
- 現在、下眼瞼のクマやへこみに対しては以下の治療を行っています。
- 脂肪除去のみ
- 脂肪除去+脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
- 脂肪、コラーゲン、ヒアルロン酸のいずれかの注入
- 裏ハムラ法
- ハムラ法
- 下眼瞼の脂肪除去はたるみが軽度でtear trough(下眼瞼の内側から真ん中まで伸びる溝)が深くなく、脂肪が突出していることでいわゆる目の「影クマ」、「黒クマ」に悩んでいる方に適した治療方法です。
私の治療方針は、しっかりと脂肪を摘出することです。 - 脂肪の除去は丁寧にかなり時間をかけて行います。何度か治療中に座っていただき、過不足なく脂肪が除去されているのを確認します。
- 皮膚のたるみが強い場合は、皮膚を切る治療(ハムラ法)を行いますが、できるだけ皮膚を切らない脂肪除去と注入もしくは裏ハムラ法で行えるよう努力しています。
- 脂肪除去でここまで改善できますので、無理に皮膚を切る治療は勧めていません。
この方は脂肪をしっかり取りましたが、まぶたの皮膚が薄いためほとんど弛みませんでした。 - 注入に使用するヒアルロン酸は入れ過ぎると、いわゆる「ヒアル顔」になりますので、慎重に注入します。
- ご自身の脂肪を使って行うマイクロファット・ナノファット注入を行なっています。特に目の下のクマや目の上の窪み、おでこにはおすすめです。
- 注入の際は、脂肪注入専用の機器を使って治療します。
- 2022年8月現在、脂肪注入治療のモニターさんを募集しています。詳しくは当院までお問い合わせください。
- 目の下の「青クマ」が強い方の場合、マイクロファット、ナノファットの脂肪注入かコラーゲン注入を行なっています。
- 当院院長が、2020年に発行された美容皮膚科雑誌の「BEAUTY」でクマ治療について執筆しています。
当院では、美容外科治療と美容皮膚科治療の両面でクマ治療を行なっています。 - 同業の美人女医さんに治療を行いました。とてもわかりやすいブログを書いてくださっています。
合併症、副作用、リスク(カッコ内は私の経験)
下眼瞼の治療について
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この治療についてさらに詳しく
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脂肪注入をご覧ください。
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セイコメディカルビューティクリニック 曽山浩輔
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