立ち耳治療の症例写真をいただきましたので、解説します。
(症例写真へのご協力ありがとうございます。)
症例について
20代女性。
症例写真
治療前の状態と治療直後の状態
両耳とも、対耳輪と呼ばれる軟骨の折れ曲がりが、耳の上部でやや甘く、少しだけ耳が立っています。程度としては軽い方ですが、自然にしっかりと2点治療することになりました。
治療前は、立った耳が目立ちますが、治療後は目立ちません。
切開せず、針と糸だけで治療しています。二重瞼の埋没法と同じように、時間が経つと戻ってしまうのではと心配される方が多いですが、元に戻ることはほとんどありません。
立ち耳と治療について
- 立ち耳は欧米では「悪魔の耳」として嫌われる傾向にあるようですが、日本では気にされる方は気にするけど、気にしない方は全く気にしないようです。
逆に、髪からぴょこっとでる立ち耳が「ぴょこ耳」と言って、「可愛いくてチャームポイント」という女性もいらっしゃいます。
男性は、髪で隠せない分、気にされる方が多い傾向にあります。 - 治療される方の動機としては、「以前から気になっていた」、「髪で隠しており、アップにできなかった」、「相手の目線が耳にいくだけで、耳のことを大きく思われていると感じてしまう」など様々あります。
- 通常他人の耳を注意深く見ることは普段あまりありませんが、「耳のことを気にしだすと、つい他人の耳と比べてしまう」という声もよく聞きます。
- 人口の5%に見られます。
- 通常は、両耳に起こります。
- 家族内発生頻度が高く、遺伝的素因が示唆されています。
- この治療の特徴は、形が自然、傷跡がきれい、戻りにくい、ダウンタイムが少ない、リスクが少ないことです。耳は他人の印象に残らないぐらいがちょうど良いです。
- 重症の方は、よりしっかり曲がり、後戻りしにくい方法で行っています。
- 立ち耳の程度を軽症と重症の2つに分類し、軽症の場合は1箇所を糸で留め、重症の場合は2箇所以上糸で留めます。軽症の治療をされた後、糸を追加したい場合は、軽症と重症の料金の差額で行っています。
過去に埋没法のセミナー講師として行いました。 その様子はこちらです。
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治療概要、合併症について
治療概要
- 治療名
- 立ち耳の治療 両耳2点
- 費用概算
- 198,000円(税込)
- 患者様属性(治療時)
- 20代 女性
合併症、副作用、リスク(カッコ内は私の経験)
- 腫れ(治療後ほぼ起こります。数日で治ります。)
- 内出血(多少起こります。この方は内出血が強いです。)
- 痛み(数日で治りますが、触ると痛みがある状態がしばらく続く方が稀にいらっしゃいます。)
- 左右差(元々の左右差を揃えるのは、この治療では難しいです。)
- 感染(起こったことはありません。)
その他詳しい内容(その他の症例写真、ダウンタイム、料金など)
立ち耳治療をご覧ください。
その他、立ち耳に関するブログはこちらです。
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