日本アンチエイジング外科学会主催の医師向けセミナー、ライブサージェリーを行いました。
ほぼ定員一杯でお断りをさせていただいたドクターの方々は申し訳ありませんでした。
内容は、埋没法による二重まぶた治療、上眼瞼脱脂、眼瞼下垂などについてと、一つ一つの手技を細かく解説しました。
上眼瞼脱脂や切らない眼瞼下垂も組み合わせると、大きな切開を行わずとも安全に自然な綺麗な目を作ることができます。こちらについても解説しました。
ヒアルロン酸や糸リフトに関しては、顔全体の若返りを行う上での、治療方針の立て方や、注入手技の難しいポイントの解説を行いました。
午後からは、ライブサージェリーです。
ポイント毎にディスカッションしながら若年者と高齢者の二重治療を1例ずつ、若返り治療を1例の合計3例のオペを行いました。
二重治療は、瞼板法と、瞼板上端固定法でそれぞれ行い、麻酔、糸の掛け方、結び方、強さなど細かい部分を確認しながら行なっています。
若返り治療では、ヒアルロン酸注入で難しい場所の治療法を中心に、糸の入れ方なども解説。
目の下やくぼみ目が特に難しい部位で、多くの質問を受けました。
ヒアルロン酸の注入で今回大事なポイントの一つとして「正しい場所に入れる」と講義でも解説し、実際に治療も行いました。日本だけでなく海外の発表を見ても、理論上は正しい場所がわかっていても、間違った場所に入れてしまっていることが多いです。「正しい場所に入れる」には、外科治療や解剖実習などで解剖を正しく理解し、針やカニューレを正しく挿入できる技術が必要です。参加した先生に、「多くの治療を見てきたが、目の下の正しい部位に入っていることを初めて確認できた」と言われましたので、大事なことが伝えられたと思います。
私がセミナー活動を行うことで重視していることが、正しい美容医療の普及です。
- 広告を見てクリニックを受診したら、「広告の方法は挙筋法であなたにはできない、瞼板法ならできる」と正しく診察を行わずに伝える。
- 広告の安い方法では、すぐ二重が取れるからできない。〇〇法が良いと10倍ほどの値段になる治療を勧める。
- おでこにはヒアルロン酸5本は最低必要ですと不必要に多くヒアルロン酸を入れる。
- 鼻のヒアルロン酸は1回1cc注入する。
- 目の下にヒアルロン酸を打ち続け、ヒアルロン酸で顔がパンパンな「ヒアルロン酸顔」になった。
など、二重やヒアルロン酸注入関連でもこのような間違った美容医療が行われています。
クリニックや医師の売上重視主義からくるモラルの欠如や、技術や知識不足からくることが原因です。
微力ながら、このセミナー活動を行うことで、間違った美容医療が減り、正しい美容医療が普及することを望んでいます。
この治療についてさらに詳しく
ノーマル 二重術をご覧ください。
上まぶたの脂肪除去(上眼瞼脂肪除去法)をご覧ください。
眼瞼下垂をご覧ください。
ヒアルロン酸注入をご覧ください。
セイコリフトをご覧ください。
テスリフトをご覧ください。
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セイコメディカルビューティクリニック 曽山浩輔
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