ハイドロキノンによる皮膚炎について
ハイドロキノン使用中に皮膚症状がでた時、アレルギーなのか一時的な刺激なのか悩むことありますよね。
実際の私の症状とともに、鑑別する方法を説明します。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは副作用が出る可能性があります。
- ☑ 刺激性接触皮膚炎
- ☑ アレルギー性接触皮膚炎
- ☑ 脱色素班(だつしきそはん)
- ☑ オクロノーシス(色素沈着)
この皮膚炎は刺激性?アレルギー性?
どちらか見分ける為には…
ハイドロキノンは刺激が強いためクローズドのパッチテストは不向き。
ROAT(オープンテスト)がおすすめ。
ROAT(repeat open application test)
肘窩(ちゅうか)、もしくは前腕上腕の内側にハイドロキノンを朝晩2回、7日連続塗布するテストです。
ROAT陰性なら刺激性接触皮膚炎
私の結果
わずかに紅斑を認めるが、湿潤なし
この皮膚炎の原因は、刺激性接触皮膚炎
使いはじめに皮膚症状が出ても、しばらく使うと消失し、問題なく使用できます。
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