お肌の漂白剤

ハイドロキノンとは…

ハイドロキノンは「お肌の漂白剤」とも呼ばれる強力な美白成分で、その効果は他の美白成分の10~100倍と言われます。
一般的におよそ4~6週間で、色素沈着の改善兆候が出現します。

大きく2つの効果で美白効果が期待できます。

①新しくシミができるのを予防する
②既にできているシミを薄くする

新しくシミができるのを予防する

なぜ「シミ」ができるのか?

一般に「シミ」と呼ばれるものにはたくさんの種類があります。
その中の紫外線による「シミ」の原因は過剰なメラニンの定着です。

肌が紫外線を浴びるとメラノサイトが活性化し、メラニンを生成します。
メラニンは皮膚の中に存在するチロシンと言うアミノ酸が、チロシナーゼ(酵素)の働きによって変化して出来ます。
通常お肌は常にターンオーバーしており、出来たメラニン色素も1~2ヶ月で排出されますが、ダメージの蓄積によりメラニン色素が定着し「シミ」になります。

メラノサイトの活性化

メラニンの生成を抑制する

ハイドロキノンはメラノサイトの活性化を抑えると同時に、チロシナーゼの働きを阻害してメラニン色素が生成されるのを抑制します。

メラノサイトの活性化
メラノサイトの活性化

既にできているシミを薄くする

メラニン色素を淡色化

ハイドロキノンにはメラニン色素を淡色化する「還元作用」があります。

メラニン色素の発生を抑え、既存の「シミ」を薄くする二つの効果により、他の美白成分よりも高い効果が認めらるハイドロキノンですが、すべての「シミ」に効果があるわけではありません。
また、ハイドロキノンは効果が非常に高いですが副作用など使用時には注意が必要です。

◆ ハイドロキノンが効果のある「シミ」
<有効なもの>
・老人性色素斑
・炎症性色素沈着
・肝斑
・日光性色素班
・そばかす
<効果がないもの>
・ほくろ
・アザ
・ADM

ハイドロキノンの副作用

ハイドロキノンによる強い皮膚症状

ハイドロキノンは、高い効果がある分リスクも伴います。人によっては炎症や赤み・痒みなどが起こります。
重度の場合、顔が腫れることもあります。

また、部位によっても反応が違います。
特に眼周囲や頚部に症状が強くでるので、使用には注意が必要です。
お肌に異常が出た場合、使用を中止して速やかに病院を受診しましょう。

ハイドロキノンアレルギー

長期使用による白斑

ハイドロキノンの長期使用は、耐性・光過敏症などのリスクが発現します。
高濃度のハイドロキノン使用で白斑、オクロノーシス(組織黒変症)発現が確認されています。

4~5ヶ月使用したら、4~5ヶ月は休止しましょう。

ハイドロキノンの使用時の注意点

紫外線対策

メラニンは、「シミ」の原因と言うだけはなく、紫外線から細胞を守る役割も担っています。ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑制するので紫外線からの影響を受けやすくなります。
その結果、逆にシミが出来やすくなってしまうので、日焼け止めや日傘・帽子などの紫外線対策をしっかりと行うようにしてください。
近年人気の飲む日焼け止めなども非常に有効です。

使用期限の順守

ハイドロキノンは非常に酸化しやすい物質です。
開封後に長期間放置すると劣化してしまいます。
ゼオスキンヘルスのハイドロキノン配合の「ミラミン」「ミラミックス」も開封後時間が経過とともに白からグレーへと変色してきます。開封後は速やかに使用し、期限が過ぎたものは使用しないようにしましょう。

長期使用の禁止

先にもご説明しましたが、ハイドロキノンの長期使用は耐性がついて効果が低くなります。
また白斑などのリスクもありますので、4~5ヶ月使用したら、4~5ヶ月は休止しましょう。