トレチノインによる催奇形性

トレチノイン 催奇形性について

欧米ではニキビ治療薬として使用されているイソトレチノイン(ビタミンA誘導体)。
日本ではまだ厚生労働省の認可がおりていないのですが、重症化したニキビ治療にとても優秀です。

内服中に妊娠すると胎児に奇形が生じることがあるなどのリスクもあります。

同じビタミンA誘導体であるトレチノインは外用薬としてゼオスキンのセラピューティックで用いられます。
表皮内メラニンを短期間で効率的に排出させることができ、シミ治療の主力とも言えるものですが、皮脂腺機能抑制、角栓剥離作用からニキビ治療も期待できます。

イソトレチノインと同じくリスクもありますが、外用剤が吸収され血中に入る量を投与量、吸収率などから考慮すると内服治療に比べ数千分の一と極めて低いです。

また、トレチノインは誰でも血液中にごく微量流れているものなので、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはほとんどありません。

しかし、リスクは低いとはいえやっぱりトレチノイン使用中は念のため避妊しましょう!
授乳終わってから、美肌になるお手伝いをさせてください☺️

<参考>
トレチノイン療法 吉村浩太郎
Aesthetic Dermatology Vol.19:11〜20,2009

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