2022年9月のリニューアルに伴いデイリーPDからレチノール配合がなくなりました。
このリニューアル時には、多くの方から嘆きの声をお聞きしました。
「レチノールとパルミチン酸レチノールが同時に摂取できるからよかったのに・・・」
「これからレチノールは何で取ればいいの?」
など、ショックを受けられた方も少なくありません。
このリニューアルについて整理してみました。
ゼオスキンヘルスと聞くと、皮剥けするアクティブなスキンケアだと思っていらっしゃる方もいると思いますが、それはゼオスキンヘルスの中でも”セラピューティック”と呼ばれるプログラムや高濃度レチノール配合の製品を高頻度で使った場合に起こるA反応です。
ゼオスキンヘルスには、たくさんの製品があり、リニューアル前のデイリーPDは皮剥けしない程度の低濃度のレチノールが配合されている製品でした。
「守りのゼオスキンヘルス」とも呼ばれており、紫外線からお肌を守り、シミを予防してハリ艶のあるお肌へ導く目的で使用していました。
レチノールはシワを改善する効能効果を厚生労働省から承認を受けた成分です。
リニューアル前のデイリーPDを愛してやまない皆様の多くからは、レチノールでシワやたるみの改善を期待して、同時にパルミチン酸レチノールで光老化を予防するという2つの効果がお気に入りだったとの声をお聞きします。
しかし、レチノールには光毒性と呼ばれる紫外線に反応してお肌にダメージを与えてしまうデメリットがあります。
リニューアル前のデイリーPD含まれるレチノールは、微量だったので深刻なダメージがあるわけではありませんでしたが「守りのゼオスキンヘルス」としては、実は矛盾した成分と言ってもいいかもしれません。
リニューアル後のデイリーPDからは、レチノールがなくなった代わりにZO® SKIN HEALTH オリジナル複合成分である「ZO-RRS²®(赤み軽減システム)」「ZPOLY™(バリア強化)」が追加されています。
ZO-RRS²®の働き
(ニガハッカ、エーデルワイス由来の植物幹細胞成分)抗酸化作用が高く、赤みと炎症を軽減します。
ZPOLY™の働き
4つの植物由来の多糖類抽出物(ラミナリアディギタータエキス (海藻 )、ウチワサボテン幹細胞抽出物、シゾフィラン(マッシュルーム)、ガラクトアラビナン(カラマツ))が早期老化につながる炎症を鎮め健康な皮膚機能へ回復させます。
どちらもお肌を守る成分です。
デイリーPDが更に守りに特化した製品へと生まれ変わったことが分かりますね。
どんなに良い治療をしても、その後のケア次第では十分な効果を実感できないこともあります。
光老化からお肌を守ることは、とても重要です。
リニューアル後のデイリーPDは、その観点から言うと非常に優秀な製品へ生まれ変わったと言えます。
レチノールをデイリーPDで補っていたという方によく聞かれるのが、「これからは何でレチノールを補充すればいいの?」と言う質問です。
レチノールを含んだ製品は、いくつかありますし、その方の目指すお肌によって使用する製品は変わってきますが、大きく3つのオススメ方法があります。
- ①デイリーPDの代わりにRCクリームまたはRNクリームを使用する
- ②夜はRCクリームまたはRNクリーム。朝はデイリーPDを使用する
- ③週に1~2度高濃度レチノール製品(スキンブライセラム・Wテクスチャーリペアなど)を使用する
ただ、パルミチン酸レチノールだけでもずっと使っていると守りだけではなく美肌効果があります。
今までずっとデイリーPDをご使用されていた方は、無理に別の製品に変える必要はないと思います。
リニューアル前のデイリーPDには、レチノールが含まれておりましたが、デイリーPDはシワの改善などのいわゆるレチノール製品としての効果を求めると言うよりも光老化からお肌を守る目的でのご使用をおすすめしていました。
ですから、今回のリニューアルでレチノールがなくなったことはデイリーPDに求める効果に変化はなく、今までと同じ、もしくはそれ以上の製品に生まれ変わったという認識です。
リニューアル前も後もデイリーPDは非常に優秀な製品ですので、安心してお使いください。
関連ページ
早期老化から守ってキラキラと輝くお肌に