ニキビができた時、「早くなおしたい」とニキビを自分で潰したり、1日に何度も洗顔を繰り返したりしてはいませんか?
これらはかえってニキビを悪化させる恐れがあります。
では、正しいニキビケアをするにはどうしたらいいのかお伝えしていきたいと思います。
ニキビができた時、「早くなおしたい」とニキビを自分で潰したり、1日に何度も洗顔を繰り返したりしてはいませんか?
これらはかえってニキビを悪化させる恐れがあります。
では、正しいニキビケアをするにはどうしたらいいのかお伝えしていきたいと思います。
ニキビは皮脂の分泌の増加、毛穴に皮脂がつまってしまう、アクネ菌が増殖することから始まる皮膚トラブルの一種です。
この状態を「コメド」と呼びます。
コメドの内部はアクネ菌が増えやすい環境になっていて、増えすぎたアクネ菌に対抗するため、免疫が働き赤く腫れ上がるという炎症が起こります。
ニキビが出来やすい箇所と原因を知って対策を立て予防しましょう。
ニキビができた場所から考えられる原因がわかれば対策することができます。
まずは食生活を見直しましょう。
積極的に摂りたいのは、代謝を促してくれるビタミンB群です。
またタンパク質は肌のハリや弾力をつくるサポートができるので、美肌効果も期待できます。バランスの良い食生活を目指した上でおすすめなのは、肌のターンオーバーを整え酸化を防ぐ働きが期待されるビタミンCを含んだ果物などを摂取することです。
逆にお菓子やジュースなどの糖分や脂肪分が多い食事はニキビを悪化させる可能性がありますので注意が必要です。
スクラブ入りの洗顔料を使ったり、洗顔後タオルで顔をゴシゴシ拭いたりするのは刺激になるのでNGです。
また紫外線による刺激も肌のターンオーバーの乱れにつながり、皮脂や角質などが毛穴に蓄積されることでニキビが悪化する恐れがあります。
乾燥がひどいと肌のバリア機能やターンオーバーの機能が低下し、ニキビの悪化につながる恐れがあります。
入浴や洗顔後は乾燥しやすいので、できるだけ早く保湿しましょう。
ニキビ肌でかつ乾燥を防ぎたい方は「ノンコメドジェニック」と表記されている化粧品をおすすめします。
ストレスは自律神経を乱し、新陳代謝に支障をきたします。
また、睡眠不足や不規則な生活も大敵です。
ニキビの大きな原因は、皮脂による毛穴詰まりです。
まずは正しい洗顔で皮脂や角質などの汚れをしっかり落とすことが大切です。
清潔な状態の手を使い、ぬるま湯で顔を洗います。
この時、手で擦らずに優しく撫でるだけにしましょう。
油分や汚れが顔に残っていると洗顔料の泡立ちが悪くなるのでこの一手間も大切です。
手のひらを濡らして洗顔料を適量とり、少量のぬるま湯を加え空気を入れながら泡立てます。
洗顔ネットを使うと簡単に弾力のある泡を作ることができるのでおすすめです。
また泡で出てくるタイプの洗顔料でも大丈夫です。
泡を置くように乗せて、優しく撫でるように洗います。
毛穴汚れが溜まりやすい鼻周りは指先の腹を使って優しく、くるくると洗うといいです。
手のひらでゴシゴシするのは避けましょう。
少し温かいくらいの人肌程度のぬるま湯で丁寧に洗い流します。
髪の生え際やフェイスライン、目の窪みはすすぎ残しが起きやすいので気をつけましょう。
タオルで肌を軽く押さえてやさしく拭きます。
水気が取れればOKですので、ここでも擦らないように気をつけましょう。
洗顔は、朝・夜の1日2回が理想です。
ニキビを早く治したいという気持ちから何度も洗顔するのはかえって必要な皮脂まで取ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
ニキビを潰すと雑菌が入ることによって炎症を起こしたり痕が残る恐れがあるので、決して自身で潰さないようにしてください。
ニキビは1つでもあったら医療機関へご相談ください。
ニキビ痕になるべくならないように早めに治療することが大切です。
ニキビ痕になってしまったものは、必要な時間をかけ丁寧に治療することで綺麗な肌に戻るので焦らず治していきましょう。
当院ではニキビ治療経験豊富な女性医師がひとりひとりに最適なニキビ治療をご提案します。