ニキビは、とても一般的な疾患でとくに皮脂の分泌が多い顔面によく出来ます。
ニキビと同じように皮膚に膨らみが出来ても、ニキビではない場合もあります。
治療方法や薬が違いますし、悪化してとても危険な状態になることもあります。
疾患がみられる場合は放置せず、早めに病院へ行きましょう。
ニキビは、とても一般的な疾患でとくに皮脂の分泌が多い顔面によく出来ます。
ニキビと同じように皮膚に膨らみが出来ても、ニキビではない場合もあります。
治療方法や薬が違いますし、悪化してとても危険な状態になることもあります。
疾患がみられる場合は放置せず、早めに病院へ行きましょう。
ニキビとは、皮脂の分泌が過剰になり、皮脂の出口である毛穴の部分が硬くなることにより、皮脂が毛穴のなかにつまってしまった状態です。
ニキビには段階があり、悪化するとこの詰まった皮脂の中でアクネ菌が繁殖して炎症を起こします。
粉瘤は、最も頻度の高い良性の腫瘍です。皮膚の内側に袋状の構造物ができ、角質が内部に溜まることによってできます。アテローム、表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれます。
ニキビと見た感じは似ていますが、よく観察すると
などの特徴があります。
毛包炎(または、毛嚢炎)は、毛包部に出来た傷などから毛穴に生じる感染症です。
ニキビもアクネ菌により炎症を起こしますが、毛嚢炎の原因菌はほとんどが黄色ブドウ球菌でまれに緑膿菌などの場合もあります。
皮膚の一部が石灰のように硬くなる良性の皮下腫瘍の1つです。
自然に治ることはありません。
内服薬や外用薬、レーザーなどでの治療は出来ず、外科的手術が第一選択となります。
瞼や顎にできた場合、腫瘍が小さな時はニキビと間違えることもあります。
1~2mmの白いぶつぶつで、目の周りによくできます。
表皮嚢腫(のうしゅ)の小さいものと考えられています。
健康的な害はありません。
日本ではニキビでの皮膚科受診率はとても低く、ニキビが1つ2つ出来ただけでは、病院へ行かない方がほとんどです。
ニキビだと思っていて、放置していたら悪化して処置が大変になることもしばしばあります。
ニキビは1つから受診することができます。
お肌に異常が見られたら、まずは病院へ行きましょう。