ニキビが出来たら、どうしますか?
1つくらいだと、何もしないという方もいらっしゃるかもしれません。
家にある薬を塗ってみたり、市販のお薬を買ってみたり。
ニキビは毛穴の病気です。
まずは、病院へ行くことをおすすめします。
ニキビが出来たら、どうしますか?
1つくらいだと、何もしないという方もいらっしゃるかもしれません。
家にある薬を塗ってみたり、市販のお薬を買ってみたり。
ニキビは毛穴の病気です。
まずは、病院へ行くことをおすすめします。
ニキビで病院に行くのは、大袈裟と思いますか?
日本では実はニキビ患者さんの受診率は19%と非常に低いのですが、フランスやドイツでは50%以上の人がニキビは病院で治療しています。
ニキビが悪化すると、クレーターや色素沈着などのニキビ痕が出来る可能性が高くなります。
ニキビを悪化させないように、コメドが出来た時点で病院に行くことをおすすめします。
ニキビの進行には、いくつかの段階があります。
赤ニキビになる前のコメドの状態から治療を始めてニキビの悪化を防ぎ、ニキビ痕にならないようにしましょう。
ニキビ治療は主に薬物療法です。
症状や状態によって、お肌にあったニキビ薬を処方します。
ニキビの原因菌を殺菌し、毛穴のつまりを改善します。
【お薬の例】
・ベピオゲル
・ベピオローション
毛穴のつまりを改善します。
【お薬の例】
・ディフェリンゲル
ニキビの原因菌が増えるのを抑えます。
【お薬の例】
・ダラシン(クリンダマイシン)
・アクアチム(ナジフロキサシン)
・ゼビアックス(オゼノキサシン)
過酸化ベンゾイルとアダパレンを配合した塗り薬です。
【お薬の例】
・エピデュオゲル
過酸化ベンゾイルと抗菌薬を配合した塗り薬です。
【お薬の例】
・デュアックゲル
昔ながらのニキビ治療薬です。
毛穴につまった角質をはがし、開きやすくします。
皮脂を過剰に抑制する性質から肌表面が乾燥するため、大人ニキビには向かず、思春期ニキビに使用される場合がありますが、当院では処方していません。
体質改善や補助的役割が期待されますが、単体での改善は難しいです。
副作用が少なく、目的に応じて補助的に服用することがあります。