ニキビ痕や凹みの治療「サブシジョン」の症例について解説します。
(症例写真のご提供、誠にありがとうございます。)
この治療は、大変人気の治療で、特に男性の方が受けられています。
症例について
10代男性
頬の凸凹したニキビ痕
ローリングタイプのニキビあとが多く、サブシジョン治療(ヒアルロン酸注入込み)で行なっています。
青線の部分を2回に分けて治療し、その後、凹みの強い黄色い部分を追加で1回治療しています。
凸凹が改善しています。
3回目の直後の状態ですので、少し腫れた感じになっていますが、数日で改善します。
また、再癒着しないようにヒアルロン酸を入れています。ちなみに、サブシジョン治療をせず、ヒアルロン酸だけを注入してもこのような滑らかな状態にはなりません。
サブシジョン治療について
サブシジョンとは?
ローリングタイプのクレーターは、図のように凹みの下に瘢痕組織があり、皮下と癒着しています。このため、皮膚が緩やかに下に引っ張られた状態になっています。
この癒着を、特殊な器具で剥がし下に引っ張られる状態を改善します。
「特殊な器具」は、ダウンタイムと効果のバランスが良いものを私が選びました。
従来の器具であれば、先が尖りすぎていて出血やその後の腫れが出てしまうのものでしたが、私が使っている器具は、細い器具でありながら、癒着のみ剥がすことが出来ます。やや操作にコツがあります。
また、癒着を剥がした部分が、再度癒着しないようにヒアルロン酸を満遍なく注入しています。
治療概要
- 治療名
- サブシジョン+ヒアルロン酸注入 2×2cm 3回
- 経過期間
- 6ヶ月
- 費用概算
- 184,800円(税込)
- 患者様属性(治療時)
- 10代 男性
ニキビ痕のオンライン相談
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