医療脱毛に必要な回数とは？

カウンセリングを日々行う中で、最近は子ども脱毛や介護脱毛が世に浸透してきていて幅広い世代の方が脱毛に興味を持ったという印象を感じます。

当院でも脱毛を始める方の理由は様々で、

自己処理がめんどくさくなった
思春期になり毛が気になりだした
肌荒れ予防
介護脱毛を考えている

など、理由も年齢層もバラバラで老若男女問わずご来院いただいております。

医療脱毛の効果とは？イメージとの乖離

しかし、医療脱毛だからと完全に0になると思ってご来院頂いている患者様も少なくはありません。また、初めての方は回数がどのくらい必要なのかと不安に思う方も多いです。

初めに述べておくと、医療脱毛も完全に0になるわけではなく、自己処理が楽になる程度と考えて頂けたらと思います。

また、回数ですが毛周期（毛の生え変わるサイクル）に合わせて平均5～8回の脱毛が必要となります。最低5回は必要としており、脱毛が初めての方には当院では8回コースをオススメしております。なぜなら脱毛部位やムダ毛の濃さによっても脱毛回数は変わるからです。

施術回数と効果の感じ方の関係

回数ごとにどのくらいの効果を感じられるのかをまとめました。

1回目の脱毛後、少し経つとレーザーを照射した毛が2～4週間ほどで自然に脱落していきます。いったん綺麗になったように感じるかもしれませんが、時間がたつと毛の生え変わりでまた毛が生えてきてしまいます。

3回目の照射でやや減ってきたことが感じ取れるように、5回目の脱毛で自己処理が楽になるまでになります。

そして、8回目の脱毛でツルツルになったと実感する方が増えてくるようです。

もちろん、毛量・毛質・肌質の違いによる個人差がありますし、部位によっても変動します。では、なぜ複数回の施術が必要なのでしょうか？

施術回数と毛周期

人間の体毛には、成長期、退行期、休止期という毛周期があります。その中でも、黒い色素のメラニンが多く含まれている成長期の毛根にレーザーは作用します。

レーザー脱毛とは、メラニンに反応してレーザーを照射することで毛髪を再生させる組織を破壊します。その結果、毛が生えなくなるというものです。

また、全ての毛が一度に生えているのではなく色々な長さの毛が混在しているため、脱毛効果が出るまで同じ期間が必要となります。つまり、十分な効果を感じるためには複数回通う必要があります。

毛質や肌質による影響

部位の毛質や肌質によっても回数が変わり発毛組織を破壊する医療レーザー脱毛機には次の特徴があります。

色素の薄い毛には反応しにくい

⇒産毛が多い顔の脱毛は黒色のメラニン色素にレーザーが反応しにくいので他の部位と比べて脱毛効果を実感するのに時間がかかってしまいます。

毛量が多くて太い箇所は回数がかかる

⇒反対に、毛量が多くて太いVIOの脱毛はレーザーが反応しやすいメリットがある反面、毛周期が長いといったデメリットがあります。

そこで医療脱毛の平均回数を次の部位別でみていきましょう。

部位ごとの回数の目安

顔⇒: 「顔」は先述したとおり、産毛が多い部位です。色素の薄い産毛が目立つ顔の脱毛では、最低8回～ツルツルになるまでの回数10回ほど必要です。

脇⇒: 脇（ワキ）は、黒くて太い毛がたくさん生えている部位となります。比較的早い段階で毛が抜けおちる感覚を実感できると思いますがこちらは最低5回～ツルツルになるまでの回数は6回ほど必要になってきます。

VIO⇒: どのゾーンもとてもデリケートな場所に生えています。色素沈着も発生しやすいため、照射出力を調整した施術が必要となります。最低で8回ツルツルになるまでの回数は10回～必要となっております。他の部位より満足いく結果になるまでにはなかなかな時間がかかることが分かりますね。

腕・脚⇒: 腕脚は色々な長さの毛が混在する部位なので、その人の毛質や毛量によって回数に差が生じることが多いです。平均すると…最低5~8回必要となってきます。

このように部位別でも回数に多くの違いがあります。

まとめに

季節を問わず目につきやすい部位である「腕」、「脚」は、比較的回数も少ないので脱毛デビューには一番お手軽にできる部位だと感じます！

お痛みもご興味がありましたらぜひ無料カウンセリングにお越しください。スタッフ一同お待ちいたしております。